書道史

文字の成り立ち

日常的に使用している漢字、

書道で書作をする際に使用する漢字

は別物。

いわゆる学校で学んできた漢字は
戦後、当時の文部省が制定したものであり

書道の歴史から派生したものでもなんでもないものも存在し
(日本が作ったもの、国字)
書作の際はその見極める力が必要となります。

また、漢字は、意味をもって変化してきているということ
正しい字「本字」があり、
正しくないけれど、通用してきた「俗字」があり
「異体字」があり・・・

一つの漢字にも様々な種類があり
また、篆書、隷書、楷書、行書、草書・・・

はたまた書作となると、
字の成り立ち、意味を知っての上でのその「創作」が必要となり
ここを伸ばすとよい、とか、上の部分を大きく書くべき、とか

書き順も「書道用」に存在しています。

とっても入り組んでおり
それらを習得するには相当の専門的な知識、技術が必要だと思いますが

先生方はいわゆる「字」を見ただけで
全てのパターンが出てくるのでやはりすごいというか、
書家としては当たり前なのでしょうか。

(私もそうであるべきですね・・がんばります)

そんな難しくとっつきにくい内容を分かりやすく説明してくださる
講座を、今本校で受講しています。

目から鱗。
とっても勉強になっております☆

私も一生徒として毎月課題を出品しております。

今月は漢字創作部門で写真版となり
ちょとしたことではありますが嬉しいものですね。

生徒さんにもそんな思いができるようにしていきたいです^^

縦233cmの長い紙の創作は
立って、腰を曲げた状態で書きます。
産後の腰痛持ちの私には
腰のケアが大事だな~とひしひしと感じており
近々整形外科に行こうと思っております^^

書道をするには
腰やひざなども大事にされることをお勧めいたします☆

1x1.trans 文字の成り立ち

2015-02-04 | Posted in blog, 書道, 書道史No Comments » 

 

きらきら古典仮名

1x1.trans きらきら古典仮名

学院の書初め展に向け、取り組んだ古典仮名。

初めて古典仮名なるものを学ばせていただき、わくわくしたのも束の間、、
子どもたちの二週間にわたる謎のしつこい熱により、あまり練習せずにひとまず提出としました。

仮名は、仮名用の色とりどりの専用の用紙が充実しているなあと思っていましたが、それには理由があったようです。

仮名は、平安時代の宮中で栄えたもの。豪華絢爛な平安時代、きらびやかな紙に書いてたしなむものだったようです。

そうでした。
書道は江戸時代には一般化されたものの、始まりは上流階級の人たちが嗜むものでした。

書道は、書く題材の時代背景、意味などをふまえた上で書くもの。
仮名は色付き紙で書くことを良しとするし、また色付き紙でのほうが出来がよく見えます!

けちってはいけないのです~

漢字では、線質に特に注意を払い、白の本画仙という紙を好み、

実際この仮名も、白い紙で書いたほうが、上手く書けた!と思っていました。
が、貼って見比べてみるとあら不思議。
色紙のほうが断然素敵に見えました♪

書作の際は、細かい部分にとらわれがちてすが、
全体を見てゆえの作品であること。
そんなことも改めて感じました^ ^

2014-11-19 | Posted in blog, 書道, 書道史No Comments » 

 

異体字、旧字体

書作をする際、「異体字」やら「旧字体」やらを書くことがあります

異体字とは?

標準の字体と同じ意味・発音を持つが、表記に差異がある文字のこと。
手書きによる個人差から生じたもの、新字・旧字(簡体・繁体)の違いによるものがある。

例:高 → 髙

崎 → 﨑、 嵜、 㟢

辺 → 邊、邉・・・

斉, 斎 → 齋、齊・・・

隣 – 鄰    和 – 咊  群 – 羣

棲 – 栖  鐵 – 鉄

器 – 噐   暖 – 煖

涙 – 泪  巌 – 岩  渺 –

體 – 体  村 – 邨

晝 – 昼    畫 – 画 讀 – 読    戀 – 恋    傳 – 伝

「旧字体」とは?

1964年の内閣告示の当用漢字表で採用された新しい字体以前に使用していた字体。

例(はてなキーワードより)

  • 舊→旧
  • 體→体
  • 廣→広
  • 應→応
  • 讀→読
  • 賣→売
  • 櫻→桜
  • 樓→楼
  • 藝→芸
  • 邊→辺
  • 澁→渋
  • 澤→沢
  • 齋→斎
  • 齊→斉(ちなみに「齋」と「齊」、「斎」と「斉」は別の字)
  • 團→団
  • 盡→尽
  • 學→学
  • 驛→駅
  • 來→来
  • 乘→乗
  • 彥(「偐」の旁部分)→彦
  • 閒(門構えに月)→間
  • 雞→鷄→鶏
  • 图→圖→図
  • 濵→濱→浜

 

・當→当

2014-10-30 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

鳥歌花舞

「鳥歌花舞」
よく好まれて書かれていますが
四字熟語?漢詩?
何気なく書いていましたが
よくよく考えたら漢詩も知らない・・・
出典について調べました。
読み:鳥歌い花舞う
作者:欧陽脩(おうようしゅう)
 (北宋の時代 1007年~1072年)
七言絶句「豊楽亭游春」
の中の句です。
緑樹交加山鳥啼
晴風蕩漾落花飛
鳥歌花舞太守酔
明日酒醒春已帰

緑樹交加して山鳥啼き
晴風蕩漾として落花飛ぶ
鳥は歌い花は舞い太守は酔う
明日酒醒むれば春已に帰らん.

緑の木々の中で、山の鳥たちが代わる代わる鳴き声を交わす。
さわやかな春風がたゆとうて、散る花が飛び交う。
鳥歌い花舞う、自分はもうすっかり酔ってしまった。
酔いがさめる頃には、春はもうすっかり終わってしまっているだろうな。
春の情景が浮かんできます
なるほど
やはり詩文の意味を知ってのほうが書きやすそうですね
しかしなぜ中国の古人は
「酔」ってばかりなのでしょう・・
「酔」を詠んでいる詩が多いように思います。
2014-10-24 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

古典仮名

古典仮名を初めて習いました

今まで古典仮名の作品をみても
❓状態、、でしたしまだまだ謎だらけですが、、
一回のご指導で序の序の序の口ポイントを学ばせいただき忘備録として

行が真っ直ぐになるよう、上とのつながりを見る

意連で。
気持ちが切れないように
少し筆を留めるときは次の文字の一画目まで書いてから

三つの空間で、一番真ん中が広く
均等にならないように

横との関係性もみる
二行のうち細いラインの隣は膨らんでいたり

二行目の最後は、同じか上がる
二行目の出だしが上がっていた場合

墨の色の変化
大きく三色
もっと色がある

文字が浮き出るように

行にラインがあるか
ふくらみがあるか

筆がバサバサになっていい
むしろする
その線を活かす

色々と教えていただき
少し見方が変わりました。

また改めて、臨書が大切ということも感じました。

お手本を数mm単位で見て、真似る

その繰り返しが基礎になる

古典仮名、楽しいです☆

2014-10-22 | Posted in blog, 書道, 書道史No Comments » 

 

「処」

忘備録

「処」の旧字体は

「處」

よくそばやさんで「蕎麦處」という看板を見かけます

2014-10-07 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

「体」

忘備録

「体」の旧字体は

「體」

「體」の俗字が「躰」

「体」は、人と音符本とからなり、そまつの意をあらわす
俗に「體」の略字として誤用されていた
とのこと

2014-10-07 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

「平仮名」の始まり

1x1.trans 「平仮名」の始まり1x1.trans 「平仮名」の始まり

いろは歌は、11世紀ころから仮名を手習いするための手本として使われるようになりましたが

そもそも「平仮名」はどのようにして生まれたのでしょうか。

平仮名の起源は、中国由来の漢字を用いて、日本語の音節を表したことに始まります。

奈良時代の古事記や万葉集では「くに」を「久爾」と書くように、
日本語の音を漢字で表すことが行われていたそうです。

また、万葉集で多く使われていることから

「万葉仮名」

とも呼ばれています。

万葉仮名は漢字を楷書や行書で書かれていましたが

平安時代に草書で書かれるようになり

字体から分化し、平仮名となりました。

また、平仮名ことを「仮名」(かりな)というのにに対し、

漢字のことを「真名」(まな)といいます。

また、平仮名のことを「女手」(おんなで)

漢字を「男手」(おのこで)といいます。

いろはの字源についてまたのときに

2014-06-20 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

いろは歌の意味

こんばんは

今日は開塾指導講座でした。

開塾に向け、準備を進めています^^

指導者になるからにして、意識が高まってきました

書道史や書道用語の復習もしています。

その中からピックアップ

いろは歌

はご存知かと思います。

平安中期に成立し、かな手本のひとつ

七五調四句、47文字あります。

いろはにほへと ちりぬるを

わかよたれそ つねならむ

うゐのおくやま けふこえて

あさきゆめみし ゑひもせす 

意味は?

「咲く花の色香はかんばしく匂うけれども、ついには散りゆくものである。

わが住むこの世で誰が常なるものがあろうか。

ひとは生まれてもやがて死ぬものである。

無常は生あるものの避けることのできない運命である。

有為すなわち生滅無常なこの世の中を越えでるとあさましい夢をみることはなく

そして無為自然の中に入ると迷いの酒に酔うことはないであろう」

ちなみに作者は不明

生死を超越してしまえば、そこには本当の悟りの境地があるという意味。

そこまでいきたくても中々いけるものではない

そこに行くまでがこの人生の修行なのかな、、

そこにいったら人生終えるのかな、なんて思ってみたり。。

ではでは、明日も皆様に愛と希望の光が差し込みますように☆

2014-05-30 | Posted in blog, 書道史No Comments » 

 

1 / 212